朝ドラ『なつぞら』第21話 ネタバレ感想・考察【魂なんて作れない？】

NHK朝ドラ「なつぞら」第21話が４月24日(水)に放送されました。

朝までイラストを描いていたなつ（広瀬すず）は、今の自分がやってみたい演劇を見つましたが、酪農の仕事も学校の勉強もやってるのを見ると、無理しないでほしいですね。

朝ドラ『なつぞら』第21話 あらすじ

十勝農業高校演劇部の芝居の稽古が始まった。その初日、なつ（広瀬すず）と雪次郎（山田裕貴）は、天陽（吉沢亮）を学校に招き、演劇部顧問の倉田先生（柄本佑）に紹介する。そこで倉田は、天陽にある重要なお願いごとをする。放課後、倉田が書いたセリフをもとに、自分なりに演じてみるなつ。そんななつに、倉田は何度もやり直しを求める。駄目出しが続き、わけが分からなくなったなつは…。
引用：https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-04-24&ch=10&eid=17544&f=4681

朝ドラ『なつぞら』第21話ネタバレ

学校の授業が終わると、山田天陽（吉沢亮）が学校に来ました。倉田先生（柄本佑）は、雪冬に飾られていた山田天陽（吉沢亮）の絵のことを、十勝の土に生きる人間の魂が見事に再現されていた、自分が感じたままに自由に書いて欲しいと言います。なつ（広瀬すず）は、倉田先生（柄本佑）は魂という言葉が好きなんだと山田天陽（吉沢亮）に言います。

部員に山田天陽（吉沢亮）を紹介しているとき、番長の門倉努（板橋駿谷）は、居村良子（高田望生）に、あれなら男らしさは俺の方が勝っていると言います。男らしさといい男は別だと言う居村良子（高田望生）に、男らしい方がいいだろうと言う番長の門倉努（板橋駿谷）に私はと居村良子（高田望生）が答えますが、お前に聞いていないと番長の門倉努（板橋駿谷）が言います。

演劇の練習の前にいつものランニングをします。山田天陽（吉沢亮）もなつ（広瀬すず）達と楽しく走っています。居村良子（高田望生）は、裏方なのになんで走るのかと嫌そうでしたが、番長の門倉努（板橋駿谷）の掛け声に、やる気が出ました。

次は発生練習、早口言葉の練習を終え、休憩中になつ（広瀬すず）は、自分が勝手にイメージをして書いたイラストを山田天陽（吉沢亮）に見せました。なつ（広瀬すず）は白蛇伝説の内容を話始めます。

遠い昔の北の国に、勇敢な旅人のポポロが、いじめられていた白蛇を助け川に逃がしたら、川から一匹の珍しい魚が跳ねてきました。ある日ポポロの村で病気が流行り、村長がサケの皮を焼いて煎じて飲ませると治ると言うので、川下の村に相談に行きます。村長の娘ペチカを向こうの村に嫁がせれば、サケを分けてやると言うのです・・・

長い話だったので、この続きは後にしようと、ナレーションが入りました。

休憩が終わり劇の練習に入ります。順調に話が進んでいきますが、なつ（広瀬すず）のセリフの番になると、倉田先生（柄本佑）に、ちゃんとやれ！と何回もダメ出しをされてしまいます。分からないと聞くなつ（広瀬すず）に、どうすれば良いのか倉田先生（柄本佑）自身も分からないと言いますが、なつ（広瀬すず）が駄目なのはわかる。自分で考えろと言われます。

私は下手だからと言うなつ（広瀬すず）に、下手というのは何かをやろうとしてできないやつだ、何もやろうとしていないなつ（広瀬すず）は下手以下だと倉田先生（柄本佑）は言います。

その日なつ（広瀬すず）は、ご飯を食べずに着替えると言って部屋に行ってしまいます。元気のなかったなつ（広瀬すず）を柴田家の人達は心配します。柴田夕見子（福地桃子）が部屋に行くと、出来ないよりもっと駄目と言われたと悔し涙を流すなつ（広瀬すず）の話をじっと聞いていました。

さらに次の日の練習でも、なつ（広瀬すず）に魂が見えてこない、気持ちを作れと言う倉田先生（柄本佑）に、山田天陽（吉沢亮）は、魂なんて何処に見えるんですか？魂なんて作れないと聞くのでした・・・

朝ドラ『なつぞら』第21話 ネット上の感想

天陽くんの「魂なんて作れない」は子供の頃失った馬の絵を描き続けて思ったこと。演劇や絵に魂を吹き込めるか、この辺も今後のなつの生き方に関係してくるんだろうな。 #なつぞら

— 竹元勇子(教授) (@yutakemoto) April 23, 2019

ああ、子供のころ死んだ馬の絵を描き続けた天陽の「魂なんてつくれない」という言葉は重い。演劇は天陽も変えていくのか #なつぞら

— nao (@ko_gareriokona) April 23, 2019

躍動感ある馬の絵を描いてた天陽くんが「魂なんてない」と言うのに心がザワつく。なっちゃんの絵の方が生き生きしてるとも言ってたのひっかかってたけど、天陽くんと絵の関わりが9年でどう変化したのかも気になる。どんな背景を描くんだろう。 #なつぞら

— さつき (@satsuki_h_0129) April 23, 2019

天陽くんは死んだ馬の絵を描いていた。死んだ馬も絵も「動き出しそう」ではあっても、どちらも動かない物だ。でもアニメーションは動く。天陽の言う「魂なんて作れるんですか？」の台詞に、この先の展開への鍵があるんだろうな〜というのは何となく分かった。#なつぞら

— しましま（朝ドラ/大河） (@shima_asa_dra) April 24, 2019

朝ドラ『なつぞら』第21話感想と考察

今まで芝居をやったことが無いなつ（広瀬すず）には、大変だと思いましたが、何回も考えながら俳優さんは、ああやって芝居を作り上げていくのかなぁと、思わされるシーンでした。

天陽（吉沢亮）が練習を見ていて、魂なんて見えないと倉田先生（柄本佑）に言っていた気持ちも気になりましたね。これから書いていく舞台の絵と関係があるのでしょうか。

なつ（広瀬すず）の演技に無事に倉田先生（柄本佑）から良いと言ってもらえるように頑張って欲しいです。