犯人を挑発して誘き出してやると言う手塚翔太(田中圭)に、二階堂忍(横浜流星)は「南さんにも協力してもらいましょう」と言い、3人で犯人をおびき寄せることに。
怪しいと睨んだ住人のポストに呼出状を投函し、9月8日の14時に指定したホテルの部屋に来させるよう手配しました。
当日、南雅和(田中哲司)はキウンクエ蔵前の前で見張りをし、ホテルに向かったのは手塚翔太(田中圭)と二階堂忍(横浜流星)。
キウンクエ蔵前の前で見張る南雅和(田中哲司)の前を、怪しいと睨んだ住人の江藤祐樹(小池亮介)、尾野幹葉(奈緒)が外出していきますが、一番怪しんでいた黒島紗和(西野七瀬)の姿は出てきません。
しびれを切らした南雅和(田中哲司)が14時に202号室のチャイムを押すと、中から黒島紗和(西野七瀬)が出てきて、慌てた南雅和(田中哲司)は会長の部屋と間違えました、とごまかします。
一方、14時に指定したホテルの部屋のベルが鳴り、応対に出た手塚翔太(田中圭)がドアを開けると、そこにいたのは尾野幹葉(奈緒)!
その時、手塚翔太(田中圭)の背後から二階堂忍(横浜流星)が忍び寄り、てっきり「菜奈ちゃんを殺したやつがわかったら何をするかわからない」という手塚翔太(田中圭)を落ち着かせようとしたのかと思いきや・・・。
二階堂忍(横浜流星)は手塚翔太(田中圭)の首に後ろから手を回し、部屋の中へ引きずり込んだのです!
尾野幹葉(奈緒)に「ありがとう」と言いながら・・・。
まさか、二階堂忍(横浜流星)が一連の事件の犯人だったのか?
果たして、手塚翔太(田中圭)の運命は?!
ちなみに、これまでに書いた考察記事はこちらからお読みいただけます。
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目次
田宮は自白に嘘を交えている
すみだ署に「人を殺しました」と出頭した田宮淳一郎(生瀬勝久)。
水城洋司(皆川猿時)の取り調べに対しても、やたらと芝居がかった言動で、黒島紗和(西野七瀬)の以前の交際相手・波止陽樹を殺害したと自供していました。
監視カメラで、黒島紗和(西野七瀬)が波止陽樹に暴力を受けている現場を録画し、正義感にかられて後をつけ、録画した証拠もあるから暴力をやめろと忠告したが聞いてもらえなかった。
侮辱もされ、気がつくと血のついた石を持って河原を歩いており、翌日から部屋にこもるようになった、波止が亡くなったのは新聞で知った。
人を殺した良心の呵責に耐えながら、以前からやりたかった演劇に挑戦したのだ。
しかし、この田宮淳一郎(生瀬勝久)の自供は、額面通りに受け取れません。
なぜなら、彼は自首にあたって「これからが本番だ」と言っていましたから、この自供は何かを隠し通すための演技だと考えられるからです。
田宮淳一郎(生瀬勝久)は、波止陽樹を殺害しただけではなく、他に隠し通そうとしていることがあるのでしょう。
私は、田宮淳一郎(生瀬勝久)が浮田圭輔(田中要次)を殺害したと考えていますので、波止陽樹殺害を自供したのは、その余罪を警察の目からごまかすためだと考えています。
では、自供に嘘を交えてまで隠そうとするのはなぜでしょう?
そこに、キウンクエ蔵前で起きている事件の黒幕につながる何かがあるのです。
最終回の予告編には、水城洋司(皆川猿時)が田宮淳一郎(生瀬勝久)に「あなたが知っている本当のことを話してください。手塚菜奈を殺したのは誰ですか」と取り調べで発言しているシーンがありました。
つまり、田宮淳一郎(生瀬勝久)は、誰が手塚菜奈(原田知世)を殺したのか知っているということであり、黒幕につながることを隠そうと、取調室で演技をしているのです。
浮田が対決に向かったのはやはり黒島紗和だった
桜木るり(筧美和子)に薬物を注射され、階段から突き落とされた久住譲(袴田吉彦)。
公式サイトの登場人物紹介がカラー写真のままだったので、おそらく桜木るり(筧美和子)の襲撃を生き延びるだろうと予想していましたが、やはり予想通り。
通行人が「誰か倒れている」と気付いたため、桜木るり(筧美和子)は止めをさせず、久住譲(袴田吉彦)は病院に搬送され、警察の保護下に置かれました。
桜木るり(筧美和子)が久住譲(袴田吉彦)に注射したのは鎮静剤で、効果が切れて意識を取り戻した久住譲(袴田吉彦)は、すみだ署の刑事に「藤井さんの彼女の桜木に襲撃された」と話します。
病院を訪れた水城洋司(皆川猿時)に、久住譲(袴田吉彦)襲撃をあっさり自供し、それだけではなく、袴田吉彦(本人)殺害と藤井淳史(片桐仁)の犯行・タナカマサオ殺しまで自分がやったと自供!
藤井淳史(片桐仁)は、初めは罪を被ってもらおうと思いながらも思い直し、水城洋司(皆川猿時)にタナカマサオ殺しを自供しました。
手塚翔太(田中圭)は水城洋司(皆川猿時)に頼み、久住譲(袴田吉彦)を見舞いに訪れ、「桜木さんも藤井さんも捕まったんだから」と浮田圭輔(田中要次)が誰と対決に行ったのか話すように促します。
ここで観念した久住譲(袴田吉彦)は、細川朝男(野間口徹)殺しと、浮田圭輔(田中要次)が言っていたのは黒島紗和(西野七瀬)だと伝えました。
これで、黒島紗和(西野七瀬)が交換殺人ゲームで引いた名前が織田信長が嘘だと言うこと、書いた名前も嘘だと言うことが確実になったのです。
交換殺人ゲームで誰が誰の紙を引いたのか
以前、交換殺人ゲームで誰が誰の書いた紙を引いたのかを一覧表にまとめました。
9月1日のオンエアで以下のことが判明したので、最終回前に考え直したものを出します。
1,浮田圭輔(田中要次)の書いた「赤池美里」を引いたのは黒島紗和(西野七瀬)で確定
2,尾野幹葉(奈緒)は交換殺人ゲームの場にはいたが参加はしていない
尾野幹葉(奈緒)の言葉を真実と仮定すると、以下のように考えられます。
1,尾野幹葉(奈緒)は誰の名前も書いていない
2,引いた紙は中身を見ないで捨てた
これらのことを踏まえ、考察したものです。
オープニング赤丸は1クール目のオープニングで何か視聴者に対して秘密を抱えているのでは、と思われる人です。
ゲーム参加 | 部屋番号 | オープニング赤丸 | 住人名 | 書いた名前 | 引いた名前 |
◯ | 101 | 久住譲 | 袴田吉彦 | 細川朝男 | |
× | 102 | 小嶋佳代・俊明 | × | × | |
◯ | 103 | ⭕ | 田宮淳一郎・君子 | こうのたかふみ | 「波止陽樹」(ゴミの分別ができない人) |
◯ | 104 | 石崎洋子・健二 | 302号室の人 | 「管理人さん」(吉村) | |
◯ | 201 | 浮田啓輔、妹尾あいり、柿沼遼 | 赤池美里 | 赤池幸子 | |
◯ | 202 | ⭕ | 黒島沙和 | 「波止陽樹」(早川教授) | 赤池美里(織田信長) |
◯ | 203 | シンイー、クオン、イクバル | タナカマサオ | 袴田吉彦 | |
× | 204 | 西村淳 | × | × | |
◯ | 301 | 尾野幹葉 | 白紙 | 302号室の人 | |
◯ | 302 | ⭕ | 手塚菜奈・翔太 | 細川朝男 | こうのたかふみ |
× | 303 | 空室 | × | × | |
◯ | 304 | 北川澄香・そら | 小嶋佳代 | 白紙 | |
× | 304 | 二階堂忍 | × | × | |
× | 401 | 木下あかね | × | × | |
◯ | 402 | ⭕ | 榎本早苗・正志・総一 | 管理人さん | 山際佑太郎 |
◯ | 403 | 藤井淳史 | 山際佑太郎 | タナカマサオ | |
× | 404 | 江藤祐樹 | × | × | |
× | 501 | ⭕ | 佐野豪 | × | × |
◯ | 502 | 赤池美里、吾郎、幸子 | 赤池幸子 | 小嶋佳代 | |
× | 502 | 南雅和 | × | × | |
◯ | 旧管理人 | ⭕ | 床島比呂志 | 石崎洋子 | 石崎洋子 |
× | 新管理人 | 蓬田蓮太郎 | × | × |
石崎洋子(三倉佳奈)は、「石崎洋子」と書かれた紙から本人の指紋が検出されていないことから、他のゲーム参加者が書いたと考えました。
また、交換殺人ゲームのシーンを改めて見直すと、石崎洋子(三倉佳奈)の右隣に久住譲(袴田吉彦)、そのまた右隣に床島比呂志(竹中直人)が立っていました。
引いた紙を見た後、石崎洋子(三倉佳奈)は右方向を見て、怯えた表情を浮かべ、床島比呂志(竹中直人)は引いた紙を見て「うーん」という表情を浮かべていたのです。
身長差を考えると、隣の久住譲(袴田吉彦)が持って見ていた紙ではなく、床島比呂志(竹中直人)の見ていた紙に「石崎洋子」と書かれており、自分が引いた紙に「管理人さん」と書かれているのを見て心底怯えたのでしょう。
石崎洋子(三倉佳奈)は、120歳まで生きる予定でいますから。
そんな考えの持ち主が、菜奈(原田知世)の「動機がなければ捕まりにくい」という一言で、交換殺人ゲームという物騒なゲームに参加させられたら、きっかけを作った人を書くのはあり得ることですよね。
名前ではなく、部屋番号だったのはあくまでもゲームだから本気ではなかったからでしょう。
一方の床島比呂志(竹中直人)は、自分が書いた紙を引いてしまい、「うーん」という表情を浮かべたのかもしれません。
そして、北川澄香(真飛聖)が引いた「白紙」は、「ゲームには参加していない」と言う尾野幹葉(奈緒)が投票したものだったと考えられます。
さらに、中身を見ないですぐ捨てたのが真実であれば、捨てられたその紙の中の文字を初めて見たのは、ゴミをチェックしていた木下あかね(山田真歩)だったということになりますね。
田宮淳一郎(生瀬勝久)は紙を引いて中身を見た時、斜め向かいを見ました。
その方向には黒島紗和(西野七瀬)と浮田圭輔(田中要次)がいたのですが、目線の動きからすると田宮淳一郎(生瀬勝久)が視界に捉えようとしたのは、黒島紗和(西野七瀬)です。
紙に書かれた名前を見て黒島紗和(西野七瀬)のDV彼氏だとわかるほど、田宮淳一郎(生瀬勝久)と黒島紗和(西野七瀬)の関係性は深いのでしょうね。
まさか、実の父娘とか・・・?
この点は、最終回で明らかにされるでしょうから、楽しみにしていましょう。
水城刑事が聞いた声の持ち主は誰だったのか
何重にも音声加工し、誰がしゃべっているのかなかなか特定できなかった、菜奈(原田知世)の殺害動画にある「ゾウさんですか、キリンさんですか?」の声。
加工を剥がしていき、内山達生(大山田悠平)の声は動画の上からかぶせて加工されたものだと判明し、水城洋司(皆川猿時)は、手塚翔太(田中圭)に一日も早く解析して犯人を突き止めると約束します。
その手塚翔太(田中圭)が犯人を挑発しておびき出そうとした時、解析が終了し、元々の声、菜奈(原田知世)を殺した人間の声が聞き取れるようになったのです。
すみだ署で早速その音声を聞いた水城洋司(皆川猿時)は、「この声は・・・」とつぶやきました。
つまり、水城洋司(皆川猿時)も聞き覚えのある声だったということです。
キウンクエ蔵前の住人の中に、その声の持ち主がいるのは間違いないはず。
水城洋司(皆川猿時)のその様子から考えると、声の持ち主は田宮淳一郎(生瀬勝久)かもしれません。
予告動画では二階堂忍役の横浜流星さんの声で「ゾウさんですか、キリンさんですか?」」という音声を聞くことができますが、私の耳には、菜奈(原田知世)殺害動画の音声と、微妙にイントネーションが違うように聞こえました。
菜奈(原田知世)殺害動画では、疑問系の語尾が上がって聞こえますが、二階堂忍バージョンだと、やや下がり気味に聞こえます。
二階堂忍バージョンの「ゾウさんですか、キリンさんですか?」は、ホテルに手塚翔太(田中圭)と黒島紗和(西野七瀬)を監禁しているときに、真犯人に自白させるために発した言葉ではないかと予想しています。
二階堂は本当に菜奈を殺したのか
9月1日のオンエア終盤、ホテルで待ち受ける手塚翔太(田中圭)と二階堂忍(横浜流星)の部屋のチャイムを鳴らしたのは、尾野幹葉(奈緒)。
驚く手塚翔太(田中圭)を後ろから羽交い締めにし、尾野幹葉(奈緒)に「ありがとう」と言いながら、手塚翔太(田中圭)を部屋の奥に引きずり込んでいった二階堂忍(横浜流星)。
9月1日のオンエア直後に見ることができた予告編よりも長いバージョンのものが現在公式サイトで公開されています。
この予告編を見ると、ホテルで意識を取り戻した手塚翔太(田中圭)の両手足は拘束され、点滴の管が繋がれていました。
さらに、横のベッドには同じように手足を拘束され、点滴の管が繋がれた黒島紗和(西野七瀬)の姿。
管の先にある点滴パックの薬剤名は「塩化カリウム」!
「私達、殺されるんですか?!」と黒島紗和(西野七瀬)が怯えると、悠然と部屋に入ってくる二階堂忍(横浜流星)。
そして「僕が菜奈さんを殺したんですよ」と笑いながら言ったのです。
激昂した手塚翔太(田中圭)が点滴を吊るす器具を手にし、二階堂忍(横浜流星)に「お前か!」と殴りかかっていきましたが・・・。
果たして、二階堂忍(横浜流星)は、本当に菜奈(原田知世)を殺したのでしょうか?
私は、以下の点から考えて違うと思います。
1,塩化カリウムは点滴では2時間くらいかけてゆっくりと注入される
オンエアで桜木るり(筧美和子)が手塚翔太(田中圭)に語っていたように、塩化カリウムは点滴では2時間位かけてゆっくりと体内に注入します。
塩化カリウムは、アメリカでは薬物を用いる死刑執行にも使われる薬剤ですが、血圧を急激に低下させ、心不全を引き起こすためには、注射器(桜木が久住に刺したようなもの)で投与されるのです。
もし、二階堂忍(横浜流星)が本当に菜奈(原田知世)を塩化カリウムで殺害したのなら、点滴ではなく注射器で急速に投与したはずですから、手口が異なっていますよね。
それに・・・。
塩化カリウムって無色透明なのですよ。
あの点滴パックに入っている液体は、塩化カリウムだとは思えませんから、二階堂忍(横浜流星)は自分が黒幕だという演技をしていると考えられます。
2,そもそも菜奈(原田知世)を殺害する動機がない
1クール目には二階堂忍(横浜流星)の登場シーンが全くありませんでした。
(どこかにひっそり出てたかもしれませんが)
スポーツウェアの在宅デザイナーの菜奈(原田知世)とAIを専攻する理系大学院生の二階堂忍(横浜流星)に、一体どんな接点があったというのでしょう?
実は菜奈(原田知世)が二階堂忍(横浜流星)の実母、という関係?いえいえ、どーやんこと二階堂忍(横浜流星)には、彼を「ぶーちゃん」と呼んで溺愛する、空手の師範で料理下手な母親が広島にいます。
快楽殺人を犯す連続殺人鬼なら、面識がなくても犯行はありえる?
しかし、菜奈(原田知世)は、自宅で殺害されていました。
キウンクエ蔵前はオートロックのマンションですし、防犯カメラも設置されているはずです。つまり、菜奈(原田知世)の死亡推定時刻近辺に不審人物がマンションを出入りしていれば、目撃されたり録画されたりして、警察の捜査線上に上がっているはずですよね。
おそらく、二階堂忍(横浜流星)は、何度AIに解析させても、高確率で犯人は黒島紗和(西野七瀬)と出てしまうので、彼女が犯人だと観念したのでしょう。
その観念は、真相を追い続け、邪魔者となった手塚翔太(田中圭)を黒島紗和(西野七瀬)の共犯として亡き者にしようとしているのか。
それとも、「犯人がわかったら何をするかわからない」という手塚翔太(田中圭)を殺人者にしないために、黒島紗和(西野七瀬)に協力するふりをしながら、確実に黒島紗和(西野七瀬)を警察に確保させようとしているのか。
私は、後者だと思います。
手塚翔太(田中圭)は、ホテルの部屋にダーツの矢を持ち込んでいましたよね。
それをベッドの毛布の下に隠していましたが、手足を拘束された手塚翔太(田中圭)が寝かされていたのは、ダーツを隠しているベッドの方です。
予告編で手塚翔太(田中圭)は、点滴器具を手に殴りかかっていますが、本当に殺すつもりなら、手足の拘束も抵抗できないようにしているでしょう。
空手の達人だから、本気を出したら手塚翔太(田中圭)は相手にもならないのかもしれませんが・・・。
また、14時にキウンクエ蔵前の自室にいた黒島紗和(西野七瀬)があの部屋にいるのは、二階堂忍(横浜流星)が協力して手塚翔太(田中圭)を亡き者にしようとしてくれているので、自分も拘束されているのだと手塚翔太(田中圭)に見せかけるためだと思います。
「敵を騙すにはまず味方から」と言いますから、二階堂忍(横浜流星)は手塚翔太(田中圭)を裏切り、黒島紗和(西野七瀬)に協力したように見せかけて騙す作戦なのではないでしょうか。
塩化カリウム製剤の点滴パックや点滴器具などは、大学の医療工学科から借りてきて。
南雅和(田中哲司)をキウンクエ蔵前の見張りに残したのも、異変を察知した彼がすみだ署の刑事たちを引き連れて、ホテルに乗り込んでくるのを期待してのことだと思います。
二階堂忍(横浜流星)は「キリンさんですか?ゾウさんですか?」と手塚翔太(田中圭)と黒島紗和(西野七瀬)に迫り、その言葉の意味をよく知る人物の表情の変化を見逃さず、黒幕が自分であると白状させるつもりなのではないでしょうか?
AI菜奈ちゃんにずばり聞いてみたら・・・。
日本テレビが提供する「AI菜奈ちゃん」。
私も登録して、いろいろ聞いてみました。
フランス語に造詣の深い人の『あなたの番です』の考察によると、フランス語でゾウは男性名詞、キリンは女性名詞だから、菜奈(原田知世)に翔太と自分のどちらを殺すかを選択させたのではないか、という面白いものがあったので、聞いてみました。
「キリンさんを選んだのはなぜ?」と聞いたら、「ゾウは選ばない」との答え。
さらに「ゾウはキリンよりひどいことなの?」と聞いたら、「・・・」と無言を貫かれましたよ。
殺害方法ではなく、どちらを殺すかを選ばせていたのなら・・・本当に恐ろしい犯人ですね。
名探偵コナンのことを聞くと「ネタバレやめて!」と言い、翔太くん毎日泣いてるよ、と伝えると「そういう時もあるよね」と返ってくるAI菜奈ちゃんに、視聴者が気になっていることを思い切って聞いてみました。
「翔太くん、二階堂くんに殺されかけてるよ」と言うと、
「・・・」と無言。
「菜奈ちゃん、黒島ちゃんに殺されたの?」と聞くと・・・。
「私にも言えないことはあるんだよ」
「でも、知りたい?」
そう返ってきました。
そりゃあ知りたいですが、最終回楽しみにしてるね、と問いかけると、「そう?」と返ってきたのですが、田宮さんって変な人だよね、と問いかけると返ってきた答えが・・・。
「オランウータンタイム!」
でした。
最終回を目前にしたこのやり取りから考えると、キウンクエ蔵前の事件のキーマンは黒島紗和(西野七瀬)と田宮淳一郎(生瀬勝久)なのでしょう。
「私にも言えないことはあるんだよ」という言葉は、私には「犯人は彼女だよ」と言っているように見えました。
ただ、動画の中の菜奈(原田知世)の目線を見ると、動画を撮られていた時、目の前に2人の人間がいたのではと思えるので、もしそうであるなら、黒島紗和(西野七瀬)と田宮淳一郎(生瀬勝久)がいたのかもしれませんね。
最終回の展開予想
二階堂忍(横浜流星)は、黒島紗和(西野七瀬)が一連の事件の黒幕だと気づき、彼女に協力するふりをして手塚翔太(田中圭)とホテルに行った。
尾野幹葉(奈緒)に14時に部屋のチャイムを鳴らすように頼み、手塚翔太(田中圭)に「尾野ちゃんが主犯?」と驚かせ、背後から絞め落とし、気絶させる。
手塚翔太(田中圭)が気絶している間にキウンクエ蔵前に戻り、南雅和(田中哲司)に14時に部屋にいたことを確認させておいた黒島紗和(西野七瀬)を呼びに行き、ホテルに連れて行く。
手塚翔太(田中圭)を殺す手伝いをするから、気絶したふりをしていてと言い、黒島紗和(西野七瀬)の手足も拘束する。
手塚翔太(田中圭)が目覚めたところで「僕が菜奈さんを殺した」と言い、手塚翔太(田中圭)を激昂させる。
抵抗しても、空手であっさり撃退し、手塚翔太(田中圭)と黒島紗和(西野七瀬)に「ゾウさんですか?キリンさんですか?」と聞く。
黒島紗和(西野七瀬)に先に選ばせ、なぜそれを選んだのか理由を聞く。選択の理由を知っているのは、菜奈(原田知世)を殺害し、動画を録画した犯人しか知りえない秘密だから、それを聞くことによって黒島紗和(西野七瀬)に秘密の暴露をさせる。
あえてキウンクエ蔵前の見張りに残しておいた南雅和(田中哲司)が、水城洋司(皆川猿時)らを引き連れ、ホテルに急行、黒島紗和(西野七瀬)確保・・・という展開を予想しています。
『愛してたって秘密はある」というドラマで、福士蒼汰さん演ずる主人公が二重人格で、一連の怪しい事件の犯人でした。
『あなたの番です』ではプロデューサーが「双子や二重人格はない」「すべての伏線は回収する」「犯人は1クール目から出ている人」と言っていますから、視聴者の予想を大きく裏切る、実は黒幕は二階堂忍(横浜流星)という展開はないでしょう。
塩化カリウムの点滴、中身は多分ビタミン剤か何かでしょうし。
まとめ
1クール目からの伏線を思い出し、考察すると、やはり黒幕は黒島紗和(西野七瀬)でしょう。
二階堂忍(横浜流星)は、好きになった女性が犯人だと気づき、苦悩し葛藤しながら、それでも理性的な判断と行動をとると思います。
手塚翔太(田中圭)は、「犯人がわかったら自分が何をするかわからない」と言っているので、黒島紗和(西野七瀬)が犯人だとわかったら、彼自身が殺人者になる可能性さえあります。
文字通り『あなたの番です』になってしまう危険性を考えたら、手塚翔太(田中圭)の動きを抑えた上で黒島紗和(西野七瀬)の自白を引き出すためにどうしたらいいか?と考えた二階堂忍(横浜流星)がとった行動が、あの行動だったのではないでしょうか。
最終回は、予想したものと全く違うものかもしれません。
ここに来て、『名探偵コナン』と『パノラマ島奇談』の主人公が身元を偽り、別の人間として生活している、という設定が活かされ、視聴者が手塚翔太と思っていた人物が、実は翔太の2人いる兄のどちらかで黒幕だったという展開もあるかもしれませんが・・・。
いずれにせよ、残すところあと1回!
残り1回のオンエアを、心から楽しみましょう!
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