2019年秋ドラマ

ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』考察【遂に覚醒の日を迎えた清春「じゃあな」と克喜に言ったのは?!】

ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』考察【遂に覚醒の日を迎えた清春「じゃあな」と克喜に言ったのは?!】

ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』第9回が放映されました。

碓氷薫(広末涼子)の残したUSBを解析し、ニッポンノワールの構成員のリストを入手した遊佐清春(賀来賢人)。

中に喫茶ボナーロのマスター・深水喜一(笹野高史)の名を見つけた遊佐清春(賀来賢人)は、「あんたがニッポンノワールの黒幕なのか」と迫りますが・・・。

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ドラマ『ニッポンノワール』【視聴率一覧&ドラマネタバレ・まとめ・見逃し動画配信・無料視聴方法】2019年10月13日(日)から日本テレビにてドラマ『ニッポンノワール』第1話がスタートします。 このドラマは、全ての人間が疑心暗鬼の...

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星良が殺害された理由

カウンセラーだった深水星良(入山法子)は、ニッポンノワールの極秘プロジェクトに引き込まれました。

父親・深水喜一(笹野高史)がニッポンノワールの研究員として、極秘プロジェクトに関わっていたので、人質にされたのです。

しかし、ニッポンノワールの非道な所業に怒りを覚えた深水星良(入山法子)は、彼らの存在と所業を明らかにしようとします。

深水喜一(笹野高史)はニッポンノワールから自分と娘を守るため、従順に研究に没頭しましたが、研究資料は破棄しました。

しかし、証拠資料として、深水星良(入山法子)が深水喜一(笹野高史)が破棄した研究資料を持ち出し、口封じと研究資料の回収のため、ニッポンノワールは深水星良(入山法子)を殺害したのです。

深水星良(入山法子)を殺害された深水喜一(笹野高史)は、もう1人の娘・咲良(夏帆)に手を出さない、ニッポンノワールのことは一切口外しないことを条件に、ニッポンノワールを抜けることに成功。

研究資料を破棄したから、これ以上人体実験の犠牲者は出ないだろうと、深水喜一(笹野高史)は考えていましたが、彼の思惑どおりにはなりませんでした。

父親がニッポンノワールの一員だったことで組織を突き止めた碓氷薫(広末涼子)から星良(入山法子)が持ち出した資料をニッポンノワールが回収し、人体実験が続けられていたことを知り、愕然とします。

しかし、咲良(夏帆)を危険な目に遭わせたくない水喜一(笹野高史)は、ニッポンノワールを告発するために協力を願い出た碓氷薫(広末涼子)の申し出を断ったのです。

ニッポンノワールは、それだけ恐ろしい組織だということでしょう。

元々、ドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』で神隠しを行っていた「UNDERGROUND V」は、法で裁けない犯罪者を拉致して私設刑務所に送り込む組織だったのですが、宮城遼一(細田善彦)が拉致された頃から、組織が変化し始めたのかも知れません。

主人公・伊達一義(堺雅人)の育ての親でもあり、神隠しの実行者だった三上國春(大杉漣)は最後、殺人を犯し、法で裁かれることを選びますが、伊達一義(堺雅人)に「決してあの組織を探ってはならない」と言い渡していました。

脚本家・武藤将吾さんの設定では、ドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』の頃から、組織が変化し始めたということかも知れませんね。

薫が奪ったのは10億円だけではなかった

碓氷薫(広末涼子)が奪ったのは、10億円だけではありませんでした。

東堂銀行にはニッポンノワールの資金とともに、深水喜一(笹野高史)が開発した「ultimate program」を強化するための新薬も保管されていたのです。

しかも、深水喜一(笹野高史)が研究資料を破棄したため、現物で存在するのはそれ1本だけという、ニッポンノワールにとっては超貴重な品物。

碓氷薫(広末涼子)は10億円とともに4人組の強盗犯にその新薬も奪わせ、どこかに隠しました。

ニッポンノワールにとって、10億円を取り戻すよりも、その新薬を取り戻す方がはるかに重要だったのです。

碓氷薫(広末涼子)が殺害されてしまったため、その隠し場所を知る(と思われる)人物は、遊佐清春(賀来賢人)ただ1人。

ニッポンノワールにとって遊佐清春(賀来賢人)は、邪魔だから消してしまいたい、しかし消すのは記憶を取り戻して隠し場所を思い出してからでないと、という非常に厄介な存在となっていたのです。

何度も命を狙われながら遊佐清春(賀来賢人)が生きながらえたのは、ニッポンノワールを裏切った才門要(井浦新)のフォローが大きかったのでしょう。

警察病院の地下、研修施設で特別捜査班を迎え撃ったゾンビのような集団は、完全な新薬を使われなかった「ultimate program」の失敗作と言って良い、哀れな被験者の群れだったのかも知れませんね。

ultimate programの被験者だった清春

「NN FILE CASE 17 KIYOHARU YUSA」の文字で示された通り、遊佐清春(賀来賢人)は、ニッポンノワールの人体実験の被験者でした。

碓氷薫(広末涼子)の残したUSBの中にはパスワード「ガルムフェニックス」で開けないファイルがあり、遊佐清春(賀来賢人)は考えついたパスワードを色々試しますが開けません。

そんな時、克喜(田野井健)がファイター田中(前川泰之)にもらったガルムフェニックスの下敷きを見て「Let’s think」というガルムフェニックスの決め台詞がパスワードではないか、と考え、入力しました。

そのパスワードは正解で、隠しファイルを開くことができ、そこにはニッポンノワールが行ってきた様々な人体実験の資料が入っていたのですが、その一番下の「ultimate program」というファイルを開き、自分自身がその恐ろしいプログラムの被験者だったことを知ります。

深水喜一(笹野高史)はニッポンノワールの研究員だった頃、軍事力を高めたい政府の要求により、戦闘力を強化する肉体改造を施す「ultimate program」を開発したのですが、遊佐清春(賀来賢人)はその被験者だったのです。

ただし、深水喜一(笹野高史)が「プログラムを強化する新薬のデータはすべて破棄した」と言っていました。

現物で存在するのは、東堂銀行で10億円とともに奪われ、隠されたただ1本だけだったとも。

深水喜一(笹野高史)が「もう遅い。怪物を生み出してしまった」と言った怪物は「ultimate program」の被検体である遊佐清春(賀来賢人)のことでしょう。

覚醒までに期間を要したのは、深水喜一(笹野高史)が渡していた栄養ドリンクが、新薬と似た成分でも即効性がなかったのかも知れません。

では、遊佐清春(賀来賢人)はいつ人体実験の被検体にされたのでしょうか?

清春はいつ人体実験の被検体にされたのか

遊佐清春(賀来賢人)は第9回のオンエアで、克喜(田野井健)を連れ、老人性痴呆でもう息子のことさえ覚えていない父親を訪ねます。

克喜(田野井健)を「俺の息子だ、俺も親になったんだ」と伝えました。

息子のこともわからなくなっていた父親でしたが、離れたところに佇む克喜(田野井健)を見て、「ごめんな、清春、ごめんな」と泣きながら言います。

恐らく、克喜(田野井健)に子供の頃の遊佐清春(賀来賢人)の面影を見て、そう言ったのでしょう。

老人性痴呆は、近年の記憶は薄れても、昔の記憶は残っていることが多々あります。

妻が遊佐清春(賀来賢人)を産み落としたその場で亡くなったことで、自分ひとりで子育てをしなければならないプレッシャーと、妻の命と引き換えに生まれた息子を許せない気持ちが、父親を虐待に駆り立てたのですね。

才門要(井浦新)は江國光成(杉本哲太)にニッポンノワールのフラッシュ画像を託した際、「清春にお前が取り戻した記憶は本物だ」と伝えてくれと言っています。

つまり、父親から虐待を受けたことなど、遊佐清春(賀来賢人)が取り戻した記憶はすべて本物だということです。

父親を傷つけて逃げ回った記憶も本物でしょうから、その罪で拘束されていれば、遊佐清春(賀来賢人)が警察学校に入れるはずはありません。

刑事事件の前科持ちは、警察官にはなれませんから、恐らく、逃げ回る中でニッポンノワールに拘束され、人格矯正プログラムを施されたのではないでしょうか。

「警視庁のガン」「日本一の悪徳刑事」と呼ばれていたにしては、遊佐清春(賀来賢人)の性格は正義感に満ちています。

ニッポンノワールによって、後々の被検体とするために、悪辣な性質を植え付けられていた可能性はあります。

「ultimate program」を施されたのは、「警視庁のガン」と悪名高くなった頃で、深水喜一(笹野高史)がまだニッポンノワールにいた頃だったのでしょうか?

ニッポンノワールを告発しようとしていた深水星良(入山法子)が亡くなったのが3年前ですから、それと同じ頃か少し前だったと考えられます。

深水喜一(笹野高史)がニッポンノワールを抜けたにも関わらず、ボナーロの鍵のかかった部屋で調合した栄養ドリンク(新薬の成分を含む?)を遊佐清春(賀来賢人)に与え続けたのは、なぜでしょう?

恐らく、碓氷薫(広末涼子)からニッポンノワールが星良(入山法子)が持ち出した資料で「ultimate program」を続けていることを知り、遊佐清春(賀来賢人)を完成体ににして、ニッポンノワールに対抗するためだったのです。

ガスマスクの男の正体は名越

ガスマスクの男の正体は誰でしょう?

南部修介(北村一輝)の行方不明の息子・義人の可能性も考えていました。

しかし、義人はベルムズの一員となった後、警察病院で人格矯正プログラムを受け、さらに整形手術まで受けて陣内ナギト(落合モトキ)となっていたのです。

DNA鑑定の結果で陣内ナギト(落合モトキ)と義人のものが一致したことを知らされた南部修介(北村一輝)は、悲嘆にくれました。

さて、改めてガスマスクの男の正体を考えてみます。

第1回〜第9回のオンエアを詳細に見て、名越時生(工藤阿須加)だろうと結論を出しました。

その根拠は、以下の通りです。

1,才門要(井浦新)をおびき出すため、南部修介(北村一輝)が克喜(田野井健)を連れて遊園地に向かったことを知っていた

2,碓氷薫(広末涼子)のスマホの暗証番号を解除したが、その際に「克喜くんの小学校のクラスと出席番号、4年2組5番から組み合わせた」と言っていたが、遊佐清春(賀来賢人)が3者面談で小学校に行った際に克喜(田野井健)のクラスと出席番号は4年1組3番と判明した

3,警察病院の地下にあった秘密の実験場に特別捜査班が踏み込んだ際、名越時生(工藤阿須加)がいなかった。しかし、翌週のオンエア冒頭では加わっており、「才門さんどこ?!」と叫んでいた

4,特別捜査班(旧碓氷班)のメンバーで、南部修介(北村一輝)と遊佐清春(賀来賢人)のやり取りの一部始終を聞くことができた

5,ガスマスクの男のエンディング映像で見せた身体の動かし方と使い方が名越時生(工藤阿須加)が第1回のオンエアで、碓氷薫(広末涼子)殺害事件捜査本部で乱闘になった際の動きに酷似している

6,遊佐清春(賀来賢人)がボナーロにいた時、陣内ナギト(落合モトキ)がガスマスクの男になって襲撃したが、その際店内に名越時生(工藤阿須加)はおらず、対戦していないのに留置場で「陣内はこんなに強くない」と変なことを口走った。

取り戻した遊佐清春(賀来賢人)の記憶によれば、碓氷薫(広末涼子)が10億円強奪事件を起こす際、1人だけ犯行計画を打ち明けた人物がいたのです。

遊佐清春(賀来賢人)は、深水喜一(笹野高史)が見せたニッポンノワールのシンボルマークが逆転したフラッシュ画像によって、すべての記憶を取り戻しました。

碓氷薫(広末涼子)の10億円強奪事件の共犯となり、実行犯の4人を殺し、さらに碓氷薫(広末涼子)に殺害し、その罪を遊佐清春(賀来賢人)に被せようとした人物が誰だったのか、はっきり思い出したはずです。

その人物はニッポンノワールのメンバーでもあり、ガスマスクの男でもあり、自分の身近な人物でもあると悟った遊佐清春(賀来賢人)は、南部修介(北村一輝)に「すべての記憶が戻りました」と電話します。

さらに、真犯人を騙して追い詰めるために、南部修介(北村一輝)に「お願いがあるのですが」と芝居を打つように依頼したのでしょう。

遊佐清春(賀来賢人)と南部修介(北村一輝)は激しく言い争い、挙げ句の果てに遊佐清春(賀来賢人)の発砲で被弾しましたが、防弾チョッキ着用で難を逃れています。

これは真犯人であるガスマスクの男を誘い出すため、激しく言い争い、場合によっては発泡すると打ち合わせたのです。

「共犯者に犯行計画を打ち明けた場所に、10億円と新薬を隠したと班長は言っていた」という遊佐清春(賀来賢人)の言葉は、特別捜査班のメンバー以外に聞くことはできませんでした。

公安が特別捜査班の執務室に盗聴器でも仕掛けていたら、また話は変わってきますが。

遊佐清春(賀来賢人)を「探してきます」と真っ先に部屋から飛び出したのは、江國光成(杉本哲太)でした。

真っ先に部屋を飛び出した江國光成(杉本哲太)が実はガスマスクの男?

しかし、エンディングの映像から考えると、ガスマスクの男の動きは若い人間のそれです。

また、名越時生(工藤阿須加)はストーカーかとツッコミを入れたくなるほど、碓氷薫(広末涼子)を追っかけ回していました。

好意を寄せているように見せかけ、信頼関係を構築して監視していたのかもしれません。

そうであれば、碓氷薫(広末涼子)のスマホの暗証番号を盗み見て知っていた可能性もありえます。

では、留置場で「碓氷克喜が危ない」と告げたガスマスクの男は誰か?

あの時、名越時生(工藤阿須加)もその場にいましたよね。

才門要(井浦新)が実は生きていたのか、あるいはニッポンノワールに一時期与したように見せかけていた江國光成(杉本哲太)だったのか?

来週、最終回のオンエアで明らかになるでしょう。

薫殺害現場の山小屋に現れたガスマスクの男

ガスマスクの男は「共犯者に犯行計画を打ち明けた場所に、10億円と新薬を隠したと班長は言っていた」という言葉を聞き、いそいそと山小屋にやってきます。

しかし、そこには遊佐清春(賀来賢人)が「遅かったな」と待ち受けていました。

「共犯者に犯行計画を打ち明けた場所」というのは、犯人しか知りえないことなのです。

「犯人しか知りえない』事実が顕になることを「秘密の暴露」と言います。

特別捜査班の執務室で南部修介(北村一輝)と遊佐清春(賀来賢人)の会話を聞いたガスマスクの男は、2人が仕掛けたワナにハマり、思惑どおりに姿を現したのです。

平たくいえば「自白した」ことになりますから、ガスマスクを剥がされたら、もうなんの申し開きもできないでしょう。

まとめ

最終回のオンエアで、遊佐清春(賀来賢人)とガスマスクの男が対決します。

しかし、ガスマスクの男が「ultimate program」を施されてでもいない限り、覚醒して怒りによってスピードとパワーが常人離れする遊佐清春(賀来賢人)の敵ではないでしょう。

しかし、ガスマスクの男の正体を暴いただけでは、ニッポンノワールを潰すことは難しいはずです。

黒幕かどうかはわかりませんが、ニッポンノワールの中心人物で事実上の指令役だった碓氷元警察庁長官はガスマスクの男に殺害されましたから、ガスマスクの男はニッポンノワールに切り捨てられたと感じており、全てを白日の元に晒すかもしれません。

もしそうなれば、遊佐清春(賀来賢人)と克喜(田野井健)父子に平穏な日々が訪れるでしょう。

しかし、覚醒の日の前日、遊佐清春(賀来賢人)は1日、克喜(田野井健)を楽しく過ごさせ、宝来撮影所の倉庫からボナーロに向かう前に、眠る克喜(田野井健)の頭をなで、「じゃあな」とまるで別れのような言葉をかけました。

これが親子の別れとならなければ良いのですが・・・考えすぎでしょうか?

残りあと1回のオンエアを楽しみに待ちましょう!

 

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ナツメ
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亡くなった身内が、某都道府県警の捜査1課長だったシャーロキアンです