ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』考察【星良と薫、本城理事官の命を奪ったのは極秘プロジェクト】

ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』考察【星良と薫、本城理事官の命を奪ったのは極秘プロジェクト】
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ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』の第3回が放映されました。

公安警察の手によって、射殺された本城諭理事官(篠井英介)が10億円強奪事件と碓氷薫殺害事件の犯人にされ、マスコミに公表されました。

捜査会議で公安主導によって2つの事件が幕引きを図られようとするところに、事件捜査の責任者である警視庁捜査一課課長・南部修介(北村一輝)は公安に異を唱え、2つの事件捜査の続行を言い渡したのです。

南部修介(北村一輝)の呼びかけに呼応した碓氷班の捜査員たちだけではなく、他の捜査一課課員も応じます。

2つの事件の捜査本部は解散させたものの、南部修介(北村一輝)の指揮のもと、捜査を続行するのですが・・・。

第2話のドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』考察はこちらから

ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』考察【才門要は黒幕の手駒に過ぎないのではないか?】

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目次

10億円強奪事件の1人、風間岳人はベルムズの構成員ではなく、実は・・・

事件捜査を続行する遊佐清春(賀来賢人)の元に、本城諭理事官(篠井英介)の娘・芹那(佐久間由衣)が訪れ、10億円強奪事件の4人の実行犯の1人・風間岳人は、ベルムズの構成員ではなかったと告げます。

警察の調べでは、風間岳人は養護施設で育ち、そこを出た後15歳で10件の強盗致傷事件を起こし、少年院に2年収監され、ベルムズに入ったことになっていました。

しかし、遊佐清春(賀来賢人)たちが風間岳人を調べ直すと、育ったはずの養護施設はいた事にしてくれと警察に頼まれており、経歴が全くのデタラメだったことが判明。

ベルムズにも警察が手を回し、武器やクスリを見逃す代わりにベルムズにいたことにしてくれと頼んでいたことが判明したのです。

風間岳人の正体を突き止める捜査は暗礁に乗り上げかけます。

しかし、10億円事件の強盗団が本城家の車庫に現金輸送車を停めたときの動画に映った風間岳人の右腕のタトゥーを見た深水咲良(夏帆)が、姉・星良(入山法子)を殺害した少年A・宝生順平(久保田康祐)だと気づきます。

カウンセラーをしていた深水星良(入山法子)は、宝生順平(久保田康祐)と少年院で出会いました。宝生順平(久保田康祐)は深水星良(入山法子)によって粗暴な性格が落ち着いたにもかかわらず、少年院にいる間に整形手術で顔を変え、出所後に深水星良(入山法子)を殺害したのでした。

強盗団4人組の相討ちは宝来撮影所製作のフェイク動画だった

ベルムズの元リーダーK・喜志正臣(栄信)に強盗団の相討ち動画を分析させた遊佐清春(賀来賢人)は、その動画が半年前の魁皇高校事件で宝来撮影所が作ったフェイク動画に作りが似ていると聞かされます。

なんとかして宝来撮影所に話を聞こうとしますが、現社長に相手にされません。しかし、南部修介(北村一輝)が現社長のファイター田中(前川泰之)と高校の同級生だった縁で強盗団が相撃ちをする防犯カメラ映像を宝来撮影所が警察の依頼で作ったことを聞き出します。

才門要(井浦新)の依頼で、ファイター田中(前川泰之)がスタッフを動員して撮影していたのを突き止めた遊佐清春(賀来賢人)と南部修介(北村一輝)は、さらに才門要(井浦新)のアリバイを崩しました。

10億円強奪事件当日、仁平公安課長(相島一之)とゴルフをしていたという才門要(井浦新)のアリバイは、動画がフェイクだったことを突きつけられた仁平公安課長(相島一之)にあっさり証言を覆され、才門要(井浦新)は公安から切り捨てられたのです。

撮影の翌日、才門要(井浦新)が強盗団を射殺したと、才門要(井浦新)のDNAと強盗団の血痕がついたYシャツ、射殺に使われた銃を手に遊佐清春(賀来賢人)は迫りますが・・・。

奪われた10億円は警察の極秘プロジェクトのための金だった

才門要(井浦新)は遊佐清春(賀来賢人)の追求を笑い飛ばしました。

10億円強奪事件と碓氷薫(広末涼子)殺害事件の2つの事件は、証拠の捏造、もみ消し、隠蔽なんでもあり。そのことは、碓氷薫(広末涼子)殺害の濡れ衣を着せられそうになった遊佐清春(賀来賢人)にもよく判るはずだろうと告げます。

才門要(井浦新)の恋人だった深水星良(入山法子)は、その警察の極秘プロジェクトを暴こうとして殺されたのだと。宝生順平(久保田康祐)は新しい顔と身分を手に入れることを条件に深水星良(入山法子)殺しを請け負ったのだろうと。

才門要(井浦新)はただ、仁平公安課長(相島一之)に10億円強奪事件の早期幕引きを図るように言われただけ、本城諭理事官(篠井英介)を使って遊佐清春(賀来賢人)を犯人に仕立てようとしたのだとも。

殺害される前日、碓氷薫が言い残した言葉

10億円強奪事件を追っていた碓氷薫(広末涼子)は、南部修介(北村一輝)に「自分は殺されるかもしれません」と言い残していました。

碓氷薫(広末涼子)は、10億円強奪事件の何を掴み、命の危険を感じていたのでしょうか?

碓氷薫(広末涼子)と深水星良(入山法子)は親友でした。

3年前、深水星良(入山法子)が殺害された後、告別式で碓氷薫(広末涼子)は、命をかけて警察の極秘プロジェクトを暴こうとした深水星良(入山法子)の意志を継ぎ、その闇を暴くことを誓います。

才門要(井浦新)もまた、警察に殺された深水星良(入山法子)の無念を晴らすために、仁平公安課長(相島一之)の懐に入り込み、真相を探ろうとしていたと遊佐清春(賀来賢人)に告げました。

才門要(井浦新)の言葉に嘘がないのであれば、10億円強奪事件の真相を追っていた碓氷薫(広末涼子)は、3年前に親友・深水星良(入山法子)の命を奪った警察の闇と10億円強奪事件が繋がっていたことに気づき、その闇を支配する黒幕に殺されたということになります。

星良と薫の命を奪った警察の闇の真相は何か

真相を暴こうとした者が2名命を奪われるほどの警察の闇とは、一体何なのでしょう?

少年院でカウンセラーをしていた深水星良(入山法子)が極秘プロジェクトに関わっていたということから考えると、重大な犯罪を犯した少年に別の顔と戸籍を与え、出所後に公安警察の仕事(それも違法行為になるような)を行わせるようなプロジェクトなのか、と思います。

しかし、これまでの『ニッポンノワール』の3回の放映内容から考えると、そんなに単純なプロジェクトではなさそうな気もします。

私が今気になっているのは、ドラマ『ニッポンノワール』で描かれた下記の伏線です。

1,遊佐清春(賀来賢人)の記憶喪失(碓氷薫着任後の記憶と薫に関する記憶の欠落)

2,碓氷薫(広末涼子)殺害現場で遊佐清春(賀来賢人)が「虫に刺されたのか」と気にした、首筋のかゆみ

上記2つの伏線は、遊佐清春(賀来賢人)が何らかの薬物を投与された可能性があるのではないかと考えています。

3,碓氷克喜(田野井健)が服用しているクスリと、感情のコントロールが効かなくなること

母1人・子1人の家庭で育ったまだ9歳の子供が、母親を亡くして精神的に不安定になっているのは当然なのですが、遊佐清春(賀来賢人)が才門要(井浦新)と闘っていた間に、それに呼応するようにボナーロで暴れたことが特に気になっています。

もしかしたら、警察の極秘プロジェクトは人を自由にコントロールしてしまうような、恐ろしいクスリの開発と人体実験なのではないか・・・と考えてしまいました。

まだ3回しか放映されていないので、この考えは今後の放映内容で変わってくるとは思いますが・・・。

再び、黒幕をプロファイリングする

才門要(井浦新)が遊佐清春(賀来賢人)たちに疑われているでしょうね、と言った時、仁平公安課長(相島一之)は「何重にも手を打ってある」と言っていました。

しかし、才門要(井浦新)に言わせると仁平公安課長(相島一之)は黒幕の器ではないそうです。

つまり黒幕は、公安警察を意のままに動かせる権力、10億円を極秘プロジェクトに使う権限を持つ人間だと言うことですね。

だとすれば、これまでにドラマ『ニッポンノワール』に登場した警察官や遊佐清春(賀来賢人)に協力するベルムズの元リーダーK・喜志正臣(栄信)などではなく、まだ登場していない権力者が10億円強奪事件と碓氷薫(広末涼子)殺害事件の黒幕ではないかと思います。

才門要(井浦新)は南部修介(北村一輝)が「ホンボシ」だと言っていましたが、恐らく南部修介(北村一輝)もまた黒幕に利用されているのでしょう。

捜査一課長には、公安警察を意のままに動かせる権力、10億円を極秘プロジェクトに使う権限はありませんから。

まとめ

10億円強奪事件の犯人の1人、風間岳人は偽名でした。

それだけではなく、その経歴は警察によって作られており、風間岳人の正体は才門要(井浦新)の恋人・深水星良(入山法子)を3年前に殺害した少年だったのです。

碓氷薫(広末涼子)と親友だった深水星良(入山法子)は、少年院でカウンセラーをしており、警察の極秘プロジェクトに関わり、その秘密を告発しようとして殺害されたのです。

碓氷薫(広末涼子)はその真相を追ううち、10億円強奪事件がそのプロジェクトに関わっていることを突き止め、黒幕に返り討ちにされてしまいました。

次回のオンエアでは、碓氷薫(広末涼子)が殺害された当日、南部修介(北村一輝)に呼び出されたことが携帯電話の解析で判明します。

しかし、南部修介(北村一輝)は事件当日、江國光成(杉本哲太)と海外視察に行っていたというアリバイもあったのです。

だとすれば、アリバイを捏造した可能性が出てきますよね。ということは、南部修介(北村一輝)もまた黒幕の手駒の1人だったのではないでしょうか。

もしかしたら(才門要が嘘をついていなければ)、南部修介(北村一輝)も黒幕の懐に飛び込むことで警察の闇を追おうとしているかもしれませんが。

ナゾがナゾを呼ぶ展開のドラマ『ニッポンノワール』。

これからのオンエアでは「登場人物の誰々が怪しい」と清春が迫っていき、徐々に真相と黒幕に近づいていくのではないかと思います。

ファイター田中が出てきてくれたから、もしかしたらブッキーも出てきてくれるかも?!

ドラマ『ニッポンノワール』、今後の展開を楽しみに待ちましょう!

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