2019年春ドラマ

ドラマ『インハンド』第9話 ネタバレ感想・考察と第10話あらすじ【地位や肩書に拘るあまりに大事なことを忘れるな!】

インハンド

2019年6月7日に放送されたドラマ『インハンド』第9話はもうご覧になりましたか?

第6話では、寄生虫学者・紐倉哲(山下智久)らが、「自分の血には鬼の血が流れている」と思い込んだ末に絶望して自殺をしてしまった園川直継(夙川アトム)について調査しました。

「人を作るのは遺伝子と環境だが、先入観を持つことが何よりも危険」という紐倉の言葉がとても印象に残った回でしたね。

ちなみにドラマ『インハンド』第1話から最新話までのネタバレはこちらからご覧になれます。

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ドラマ『インハンド』第9話・あらすじ

ある日突然、紐倉(山下智久)の研究所に高家(濱田岳)の母・良子(宮崎美子)がやって来る。高家は良子からの話で、昔から恩師として尊敬している医師・陽子(市毛良枝)が入院していることを知る。高家の地元・相羽村唯一の病院で院長を務める陽子だが、東京に出かけた時に体調を崩してそのまま入院したのだという。そしてその入院先は、高家が懲戒解雇された台田病院だった・・・。

陽子を見舞うため、紐倉と共に台田病院を訪れる高家。陽子は原因不明の下痢や嘔吐を繰り返し、意識も不明瞭な状態が続いているというが、どういうわけかきちんとした治療が施されていなかった。しかも担当医は、高家に懲戒解雇を言い渡した黒野院長(正名僕蔵)だという。黒野が何か隠していると確信した高家は、紐倉と共に調査に乗り出す。力を借りようとフューチャージーンのCEO・福山(時任三郎)の元を訪ねた2人は、そこで福山の息子・新太(磯村勇斗)と遭遇する。

一方で、牧野(菜々緒)が働く内閣官房サイエンス・メディカル対策室では、福山が秘密裏に進めている“ある計画”の情報を掴んでいた。牧野らが調べを進めると、福山が意外な人物と密会していることが判明し・・・。

引用:公式サイトより

ドラマ『インハンド』第9話・ネタバレ

紐倉研究所で牧野円(菜々緒)高家春馬(濱田岳)に仕事の依頼をしていると、紐倉哲(山下智久)が高家の為にめずらしく自ら捌いた鮭のお刺身を持って来ました。高家は紐倉のめったにない行動に感動して有り難くお刺身を食べますが、紐倉の視線に違和感を覚え、飲み込む前に吐き出します。

高家が紐倉を問い詰めると、この鮭は冷凍しておらずサナダムシが高確率で潜んでいるため、高家を寄生虫に感染させて実験しようとしていたと全く悪びれず答えるのでした。

そんなこんなで3人でワーワーやっていると、突然高家の母・良子(宮崎美子)が訪ねてきました。高家の故郷・相羽村唯一の病院で院長を務めていた今泉陽子先生(市毛良枝)が体調を崩して東京の台田病院で入院していることを良子から聞き、陽子先生を尊敬している高家は心配でたまりません。

台田病院は高家がかつて務めていた病院です。高家は紐倉を連れて陽子先生のお見舞いに行くと、陽子先生は危険な状態であるにも関わらず、適切な治療を受けてはいませんでした。

そして陽子先生の担当医は、高家を懲戒免職した金子盛夫医師(内場勝則)だということです。高家は何故陽子先生がこのような目に遭っているのか紐倉とともに調べることに。

高家と紐倉は夜に台田病院に潜り込み、陽子のカルテを盗み見ます。ですが脱出途中、黒野秀之院長(正名僕蔵)に遭遇してしまいましたが、間一髪のところでそのまま逃げ切ることが出来ました。

高家と紐倉は紐倉研究所に戻り、良子から陽子が「ここ最近お腹を壊していた」「和食より洋食が好き」ということを聞きます。

そして紐倉はそれらの情報を基に、陽子先生がセリアック病であると考えます。セリアック病はグルテンを接種することによって発症する自己免疫疾患であり、陽子先生はパン食が好きで慢性的にグルテンを接種していたため嘔吐や下痢などの症状が出ていたのだろうと推測しました。

セリアック病は極めて発症例が少ない病気であり、そもそも診断するのが非常に難しい病気です。しかし黒田院長はアレルギーの名医であるため、陽子先生がセリアック病であることに気が付いていたはずだと確信を持ちます。

一方その頃、内閣官房サイエンス・メディカル対策室では、紐倉の元上司であるフューチャージーンCEO・福山和成(時任三郎)が科学研究所を作ろうとしていることを突き止めていました。

その科学研究所というのは、BSL4(バイオセーフティレベル4)の危険な病原体を伴うものでした(BSL4はエボラウイルス等のとても危険なもの)。そして福山が瀬川幹夫 (利重 剛)と密会している情報もキャッチしました。

更に瀬川は台田病院との繋がりがある可能性が…?

紐倉と高家は連携プレーで陽子先生を台田病院から英和病院に避難させることに成功し、紐倉と高家は陽子の病名がただのセリアック病ではなく難治性セリアック病であることを突き止めました。

フューチャージーンにセリアック病の専門家がいることを知った紐倉と高家、牧野はさっそく福山に会いにいきます。

福山はその件には力を貸せないという回答でしたが、福山の息子・福山新太(磯村勇斗)は力になりたいと名乗り出てくれました。

新太との関わりの中で、紐倉はアメリカ鉤虫の論文に辿りつきました。アメリカ鉤虫は寄生する際にカンナビノイドという自己免疫疾患の治療に効果がある大麻成分を放出させることがあるのです。つまり、アメリカ鉤虫はセリアック病に効果があるので、陽子先生を救える可能性が見えてきました。

さっそく高家は陽子先生にアメリカ鉤虫を寄生させます。すると英和病院に黒田院長が乗り込んできて患者を返せと喚きますが、高家と紐倉は黒田院長が陽子先生の治療を放棄し、加えて陽子先生の点滴にグルテンを混入して病状を悪化させていたことを指摘し、強く非難しました。

黒田院長はみっともなく高家をなじっていましたが、そんな黒田院長に紐倉は「肩書きがなくては己れが何なのかもわからんような阿呆共の仲間になることはない」という博物学者・南方熊楠の言葉を突き付け、黒田院長が地位や肩書に拘るあまりに医者本来の役割を忘れてしまっていると告げました。

そして高家の方を見ながら「この男の方が地位や肩書は無いけどよっぽと医者らしい。バカでお人よしで役ただずで中途半端で迷惑ばっかりかけてくるお節介野郎だ。だが、医者を辞めた後もたくさんの命を救ってきた。この男はただの一度も医者の本分を忘れたことは無かったよ。」と話します。

黒田院長は紐倉の言葉を聞きうなだれ、そして牧野が連れてきた警察に連行されていきました。

陽子先生が目を覚ますと、瀬川との意外な関係を話してくれました。瀬川は相羽村BSL4の科学研究所を作るために二束三文で土地を買おうとしていて、陽子先生と揉めていたとのことです。

瀬川は体調が悪くなった陽子先生を台田病院に送り込み、黒田院長に陽子先生の治療を放棄し、それどころか悪化させるように命令していたのでした。

紐倉達がメディカルサイエンス対策室でこのことについて話していると、室長の網野肇(三石研)は瀬川の裏に厚労大臣・金子盛夫(内場勝則)がいるはずだと告げました。

そんな時、御子柴隼人(藤森慎吾)が「これ見てください!」と言いながら慌ててテレビをつけると、そこには福山が会見を開いている映像が映り、福山は「2025年までに相羽村にBSL4の科学研究所を作ります」ときっぱりと宣言していました。

その後、紐倉は福山に会いに行くき、福山は「よく来てくれたな」と歓迎します。するとそこに、一人の男がやってきました…。

ドラマ『インハンド』第9話・ネット上の感想

ドラマ『インハンド』第9話 感想・考察

今回は地位や肩書に拘るあまりに大事なものを見失ってしまった男(黒田院長)vs紐倉・高家コンビの戦いでした。

高家の尊敬している陽子先生を救うことが出来て本当に良かったです。紐倉が陽子先生の病名をセリアック病だといち早く気付き、そして治療のためにアメリカ鉤虫が有効であることに辿り着いたのは流石としか言いようがありませんでした。

インハンドを見ていると病気のことや寄生虫のことに詳しくなれるのでなんだか少し頭が良くなった気がします。

また、物語終盤の紐倉が黒田に向けた博物学者・南方熊楠の言葉や、高家のことを「バカでお節介野郎だけど、医者の本分をただの一度も忘れたことがない」と褒めたセリフなど、とても心にぐっときました。

相羽村にBSL4の科学研究所が建設予定とされている問題はこれからどうなるのでしょうか。次回も楽しみにしています。

ドラマ『インハンド』第10話・あらすじ

紐倉(山下智久)高家(濱田岳)と共に、高家の故郷・相羽村を訪れる。村では、福山(時任三郎)が計画する危険な病原体を取り扱う科学研究所・BSL4施設の誘致をめぐって反対運動が行われていた。

自然豊かな相羽村を堪能する紐倉だったが、ある日、福山と話をするために施設の拠点となる予定の場所を訪れる。施設の建設をやたらと急ごうとする福山に、紐倉は疑念を抱く。

そんな中、高家の幼馴染・美園(石橋杏奈)の父・実喜男が吐血をして倒れ、病院へ搬送される。その症状を聞いた紐倉は、エボラ出血熱の可能性を指摘。村は封鎖され、日本中を巻き込む事態へと発展する…。

引用:公式サイト