ドラマ『偽装不倫』最終回(第10話) ネタバレ感想・考察【恋をするために嘘をついたけど、幸せになるためにもう嘘はつかない！】

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2019年9月11日に放送されたドラマ『偽装不倫』第10話はもう御覧になりましたか？

前回、手術を終えた丈が日本に帰国しましたが、手術の後遺症のせいか鍾子のことを覚えていませんでした…。しかしラストでなんと記憶障害は丈の嘘だという疑惑が浮上！？

鍾子と丈の恋の行方は一体どうなるのでしょうか！？いよいよ最終回です！

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ドラマ『偽装不倫』【視聴率一覧＆ドラマ・ネタバレ・まとめ・見逃し配信方法】

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本ページの情報は2019年9月時点のものです。
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ドラマ『偽装不倫』第10話・あらすじ

脳腫瘍の手術を受けて日本に戻ってきた丈（宮沢氷魚）が、後遺症で自分を忘れてしまったことに傷つく鐘子（杏）。だが、今度こそ嘘のない関係を築き直すチャンスだと前向きに考える。藤堂（桐山漣）から再び告白されるが、鐘子の意思は固く……。
丈に会うために灯里（MEGUMI）の店を訪れた鐘子は、“人妻”だと嘘をついたまま丈に恋してしまったこれまでのこと、そして“本当の自分”がどんな人間なのかを丈に一生懸命話す。
一方、賢治（谷原章介）に離婚を切り出し、家庭内別居のようになっていた葉子（仲間由紀恵）の元に、賢治から「八神風太と決着をつける」とメールが来る。なんと賢治は、プロボクサーである風太（瀬戸利樹）に“勝負”を挑もうとしていた。葉子は、自分が賢治を追いつめてしまったのではないかと胸を痛め、二人を止めようとするが……。
そしてある日、記憶障害を抱える丈が、突然、一之瀬（眞島秀和）の前に姿を現す……！
引用：公式サイト

ドラマ『偽装不倫』第10話・ネタバレ

濱鐘子(杏)は伴野丈(宮沢氷魚)が自分のことを忘れてしまったのなら、もう一度最初からやり直そうと決意します。

会社に出社した鍾子は藤堂（桐山漣）から「結婚を前提にお付き合いしてください」と再度告白されますが、丈のことが好きだからと断り、丈に会うために灯里(MEGUMI)が経営しているスペイン料理店に行きます。

鍾子を見た丈は会釈するだけで自室に戻ろうとしますが、鍾子は「ちょっとだけ時間良い？」と呼び止め、本当の自分を知ってもらうために自己紹介や人妻だと嘘をついたまま貴方を好きになったことなどを話すのでした。

一方、八神風太(瀬戸利樹)の元には賢治(谷原章介)がやってきていました…。

葉子には賢治から「明日、八神風太と決着するよ」と連絡が入り、葉子は慌てて賢治にどういうことなのか聞きます。

明日賢治と風太が戦い、賢治が勝ったら風太にきっぱりと身を引いてもらい、風太が勝ったら賢治が離婚するという約束をしたのだと言います。

葉子は賢治から話を聞いた後、風太に電話をすると、風太も「これは男と男の戦いだから」と力強く答えるのでした。

その頃、丈は自分の視力が衰えていることを自覚していました。そんな時、丈のもとにスペインの大きな出版社から写真の依頼が入りましたが、丈は断ります。

丈が自室に戻ると、今日も鍾子が来ていました。鍾子は丈からもらった指輪を見せて「これ覚えてない？」と聞きますが、丈は「覚えてない」とそっけなく答えるのでした。

一方賢治と風太は、ボクシングジムでボクシングの対決をしていましたが、プロの風太に賢治が敵うはずも無く力の差は歴然でした。それでも賢治は諦めず、葉子に「もうやめて」と叫ばれても、何度でも立ち上がります。

しかし風太の強烈なボディブローが入り、賢治はついに動けなくなってしまいます。

風太は「旦那さん、本気だったんだ。」と呟き、昨日賢治に頭を下げて勝負を頼まれたことから「僕も男として本気で勝負を受けなきゃと思ったんだ」と葉子に話します。

賢治は倒れたまま「負けた。」と悔しそうに呟き、今まで自分が葉子を苦しめていたことを謝ります。葉子も「たとえどんな理由があろうとも私が賢治を裏切って傷つけたことに変わりはない。ごめんなさい。」と謝り、賢治は全てを許したような穏やかな笑みを浮かべるのでした。

自宅に帰った鍾子は、リビングから葉子と賢治が離婚することを両親に報告している声が聞こえてきました。葉子は自分が不倫していたことも正直に話し、両親は賢治に謝り倒し、葉子を叱咤します。

そんな両親に賢治は「世間がなんと言おうが、この件で葉子を責められるのは僕だけです。僕たち、ちゃんと幸せになりますから。」と言い、「お世話になりました」と頭を下げて家を出ていくのでした。

翌朝、葉子も実家を出ていきました。家を出ていく間際、母・みき子(朝加真由美)に「後悔したって知らないわよ」と言われますが、葉子は「分かってる。自分で決めたことだから」と告げ、その返答を聞いたみき子は安心した様に「そう、じゃあね」と少しだけ微笑むのでした。

そして葉子は風太の元へ行き、二人は抱き締め合います。

翌日、丈は一之瀬隆美(眞島秀和)先生の元を訪れ、目の検査をしていました。その結果、右目の視力低下と歪んで見える症状は手術の後遺症だと言われます。

実は丈は手術後から右目が見えにくいことに気が付いていましたが、すぐに治ると思い、一刻も早く鍾子に会いたいがために主治医にメールを送ったまま日本に向かったのです。

そして日本に着いた時に主治医からの「それは手術の後遺症だ。残念だがそれ以上よくはならない」とのメールの返答を読みました。それはカメラマンの丈にとってはどうしても受け入れられない残酷な現実でした。

加えて、空港で山田まさ子(田中道子)に会い、鍾子が新しい恋を始めたと聞き、こんな自分は鍾子を幸せにできないと感じた丈は鍾子のことを覚えていない振りをしたのです。

その頃、鍾子はバリから帰国したまさ子と会っていました。まさ子から空港で丈に会ったことを聞き、丈が自分のことを覚えていることを知るのでした。

鍾子は急いで丈に会いに行きますが、自室にはいませんでした。そんな時、一之瀬先生がやってきて、鍾子と灯里に丈の目のことと、丈は鍾子の幸せを願っていることを話します。

そして「丈くん、黙ってスペインに帰ろうとしているんじゃないかな」と一之瀬先生から聞いた鍾子は急いで空港に向かうのでした。そして人波を掻き分けて丈を探し、ようやく丈を見つけるのでした。

鍾子が「丈！」と叫ぶと、ゆっくり丈が振り向きます。丈は「どうしてここに？何してるの？」と聞き、鍾子は「丈こそどこ行くの。記憶が無くなったなんて嘘なんでしょ。もう嘘はやめよう。」と言います。

そんな鍾子に丈は「僕は鍾子さんを幸せにできない。また鍾子さんを悲しませてしまう。だから…。」と言いかけますが、鍾子は「私の幸せは私が決める。せっかく命が助かったのに諦めないでよ。私は諦めないよ。丈が一人で抱え切れないなら私が支える。それが私の幸せだから。私恋をするために嘘をついたけど、幸せになるためにもう嘘はつかない。私は丈とずっと一緒にいたい。」と力強く告げます。

すると丈は鍾子を抱き締め「ごめん。僕ももう嘘はつかない。僕の幸せも鍾子さんと一緒にいることだから。ずっと一緒にいたい。愛してるよ鍾子さん。ずっとずっと愛してる。」と泣きながら告白します。

そして「鍾子さん指輪持ってる？」と聞き、鍾子が差し出すと、丈は鍾子の左手の薬指にはめ、二人は幸せに満ち溢れたキスを交わすのでした。