仮名子の友人エッセイストの言葉を真に受けて、大きなお世話を焼きにやってきた飲食コンサルタントを撃退したのも束の間・・・。
仮名子が作品を発表していた出版社・鐘公論が民事再生法申請!
おまけに、長崎から猛母来襲!
伊賀くんのお父さんがジンバブエに転勤になったからと、伊賀くんをジンバブエに連れて行くつもりなのか?!
どうなる?!ロワン・ディシー!
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目次
ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第10話あらすじ
指揮者の日比野(井上順)と親しくなった伊賀(福士蒼汰)は、日比野からコンサートに招待され仮名子(石原さとみ)と共に会場へと向かう。その後もたびたびコンサートに誘われることになり、客との距離感に戸惑った伊賀は、仮名子に苦言を呈される。
仮名子の一言で、自分が成長できていないことに気付いた伊賀は、家族の転勤先であるジンバブエに行くことを決意。
そんな中、謎の3人組が「ロワン・ディシー」にやって来る。
仮名子たちに持ち掛けてきたとんでもない話とは、いったい!?「ロワン・ディシー」の運命の歯車が狂い始める…。
引用:公式サイト
https://twitter.com/heaven_tbs/status/1171367252433588225
ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第10話ネタバレ
鐘公論が倒産したことで、オーナー・黒須仮名子(石原さとみ)の印税をアテにできなくなったロワン・ディシー。
そこに、父がジンバブエに転勤になったと突然来店した、猛母・・・ならぬ、伊賀母(財前直見)。
まさか、ジンバブエに連れて行くつもりなのか?!
戦々恐々とするロワン・ディシーのメンバー・・・。
どうなる?!
*以後、視聴後のネタバレとなります。未視聴の方はネタバレご注意ください。
菓子折り持って現れた伊賀母
菓子折りを持って現れた伊賀母(財前直見)に、「さては伊賀くんをジンバブエに連れて行くつもりで」と戦々恐々とするロワン・ディシーのメンバー。
ところが、予想に反して伊賀母(財前直見)は、「観をよろしく〜〜」とにこやかに挨拶。
しばらく会えなくなるから、観の顔を見に来ただけ、と言う伊賀母(財前直見)の行動に、似たもの同士の黒須仮名子(石原さとみ)、「あれは北風と太陽作戦よ。伊賀くんがジンバブエに自分から行くと言うように仕向けているの」と言います。
伊賀母(財前直見)はロワン・ディシー横の墓場で「観の性格からして、頼られなければ不安になるから〜〜」と伊賀父(鶴見辰吾)に電話中。
仮名子(石原さとみ)の考え、どんぴしゃり。
山縣重臣(岸部一徳)や堤計太郎(勝村政信)に「今、伊賀くんにやめられたら困る」と言われた仮名子(石原さとみ)、伊賀母(財前直見)同様に太陽作戦を展開し始めました。
「ご両親心配よね、店のことは心配ないからジンバブエに行ってくれば?」
「伊賀くんがいなくてもなんとかなるから」
いや、そんなこと言ったら、伊賀観(福士蒼汰)には逆効果でしょ・・・。
川合くんは良くてなんで自分はダメなの・・・?
仮名子(石原さとみ)は山縣重臣(岸部一徳)と堤店長(勝村政信)に「伊賀くんが気持ちよく仕事できるように気を使ってね」と言い渡しました。
しかしその夜。
デザートは川合くんに持ってきてほしいとか、お客様からプレゼントまでもらっている川合太一(志尊淳)の様子に、ますます伊賀観(福士蒼汰)は落ち込みます。
さらに「川合くんは良いけど伊賀くんはダメよ」と言う仮名子(石原さとみ)の言葉に、シェフ・小澤(段田安則)たちも、なんで?と首をかしげました。
「伊賀くんはお客様からものをもらっちゃダメ」というルールを決めた途端に、お客様からネクタイやらしゃぶしゃぶ食事券などをプレゼントされるようになってしまった伊賀観(福士蒼汰)は、常連客の指揮者・日比野(井上順)から、演奏会のチケットをプレゼントされます。
その様子を、ため息をつきながら見ていた仮名子(石原さとみ)。
「お客様とはお友達になれないのよ」
「自分で自分の居場所の居心地を悪くしちゃダメ」
仮名子(石原さとみ)は、伊賀観(福士蒼汰)にそうアドバイスします。
日比野(井上順)からチケットをもらうのが負担になっていた伊賀観(福士蒼汰)は、演奏会を聴きに行くのをすっぽかしてしまいました・・・。
仮名子を誘って日比野の演奏会へ
それ以来、日比野(井上順)がロワン・ディシーに来なくなり、気まずい思いをする伊賀観(福士蒼汰)は、自腹でチケットを買い、仮名子(石原さとみ)を誘って日比野(井上順)の演奏会へ。
そこで仮名子(石原さとみ)は、「お客様と近づくのは簡単だけれど、美しい距離感を保つことこそ難しいの」と、オーナーらしいことを伊賀観(福士蒼汰)にアドバイスします。
客席に伊賀観(福士蒼汰)の姿を見つけた日比野(井上順)は、伊賀観(福士蒼汰)が最初に来てくれたときに演奏したブラームスをアンコールに選びました。
「レストランにいちばん大切なことは距離感よ。距離感に対する優れた感覚こそ才能なの」と再び伊賀観(福士蒼汰)にアドバイスする仮名子(石原さとみ)。
ところが・・・。
翌日、ジンバブエに行くと言い残し、伊賀くんは空港に
仮名子(石原さとみ)のその言葉は、伊賀観(福士蒼汰)が仮名子(石原さとみ)と初めて出会ったときにかけられた言葉と全く同じ。
「自分は何も進歩していないということだろうか」と思いつめた伊賀観(福士蒼汰)は、ジンバブエに行こうとして空港に行きますが、そこで伊賀母(財前直見)に電話しました。
しかし、伊賀母(財前直見)は太陽作戦続行中で、「日本食教室開いたから忙しい」と言い、電話を切ってしまいます。
母にも相手にされていない・・・と思いつめた伊賀観(福士蒼汰)は、ジンバブエに行くのをやめ、1人長崎の実家へ。
伊賀母(財前直見)が出発前に散らかし放題にしていった実家の片付けを始めました。
一方、伊賀観(福士蒼汰)のいないロワン・ディシー。
堤店長(勝村政信)、山縣重臣(岸部一徳)、川合太一(志尊淳)がいつも伊賀観(福士蒼汰)がやっている仕事までやる羽目になり、大わらわ。
仮名子(石原さとみ)も手伝いますが、逆に足を引っ張ってしまっているような・・・。
閉店時には、店の片付けもせずに帰るほど、全員疲れ切っていたのでした・・・。
見兼ねた仮名子(石原さとみ)、ある人に電話をかけたのです。
翌朝、ロワン・ディシーに峰くんが!!
翌朝、ロワン・ディシーにメンバーが出勤すると、洗い物もせずにほったらかし、散らかり放題だった店内がピカピカ。
テーブルセッティングも終わっていました。
見ると、以前、伊賀観(福士蒼汰)が川合太一(志尊淳)とどちらを選ぶかで悩んだ、峰くんがいるではありませんか!
峰くんは爽やかにロワン・ディシーを切り回し、山縣重臣(岸部一徳)は「伊賀くんの代わりを見つけたということか?」と憤ります。
よりによって、川合太一(志尊淳)がインスタグラムに峰くんとの2ショットをアップし、それを見てしまった伊賀観(福士蒼汰)。
いよいよ、どこにも居場所がなくなった・・・と、ますます落ち込みます。
しかし、仙台の実家を継ぐことにしていた峰くんは、1日だけロワン・ディシーを手伝いに来ていただけ!
伊賀観(福士蒼汰)は、長崎の実家で退職願を書き、ロワン・ディシーに郵送しようとしますが、のりがないのに気づき、家を探しているところに小学生のときに書いた文集を発見しました。
そこに書かれていた将来の夢は「もうじゅうつかい」。
伊賀母(財前直見)が伊賀観(福士蒼汰)にアイスを買いに行かせ、勝手に書いてしまったのでした。
伊賀父(鶴見辰吾)との電話でそのことを聞かされ、「猛獣使いは猛獣がいてこそ」と言われたところで、仮名子(石原さとみ)から電話が。
「いつまでジンバブエにいる気?!早く帰ってきて仕事して!」と仮名子(石原さとみ)に命じられた伊賀観(福士蒼汰)は、嬉しそうにうなずき、ロワン・ディシーに戻ることにしたのでした。
ロワン・ディシーに戻ると・・・
ロワン・ディシーのメンバーから熱烈歓迎を受けた伊賀観(福士蒼汰)。
心機一転がんばりましょう!と言っていたのに、なんとその夜の予約客も来店客もゼロ。
やっと現れたのはロワン・ディシーの建物を管理する不動産屋と出店場所を探す老舗和菓子屋。
契約期間が半年残っているが、引っ越し代と初期費用1千万出すから、移転してくれと交渉されてしまいました!
しかし、仮名子(石原さとみ)は断固反対。
この場所にこだわる理由もきちんと言葉にできないのに・・・。
とりあえず、新規店舗候補地を視察に行ったロワン・ディシーのメンバー、やっぱりここがいい、ここが落ち着く、と言います。
静かで気取っていない、すべてがちょうどいいこの場所がいい、と常連客の石材店主・鱸(田口浩正)もそう言いました。
しかし、仮名子(石原さとみ)は移転してもいい、と考え始めました。
しかし、ロワン・ディシーのメンバーは和菓子カフェに鞍替えしよう!と言い張ります。
そこに、不動産屋と老舗和菓子屋が。
契約書に印鑑を押そうとする仮名子(石原さとみ)に、「オーナーも負けることがあるんですね」と伊賀観(福士蒼汰)が答えました。
「もうじゅうつかい」の面目躍如、仮名子(石原さとみ)のプライドを刺激して契約書に印鑑を押させない作戦を取ったのです。
一旦は撤退しかけた不動産屋と老舗和菓子屋でしたが・・・。
さらば、安らぎ会館隣のロワン・ディシー!
しかし、元々ロワン・ディシーは仮名子(石原さとみ)が自分が好きなだけ飲み食いするために作った店。
経営をしたいから作った店ではないのです。
仮名子(石原さとみ)はこの勝負に自分が勝てば、ずっと経営者として生きていかなければならないことに気づきました。
「オーナーでありながら客である矛盾した存在だったからロワン・ディシーは成り立っていました、その矛盾にオーナーが気づいた以上、この店に未来はありません」という伊賀観(福士蒼汰)の言葉に納得した仮名子(石原さとみ)は、契約書に印鑑を押し、「ロワン・ディシー、本日で解散!」とかっこよく立ち去ろうとしますが・・・。
その時、ロワン・ディシーに落雷が!
結局、全焼してしまいました・・・。
その後・・・
伊賀観(福士蒼汰)の長崎の実家に移転したロワン・ディシー。
それは伊賀父(鶴見辰吾)が転勤から帰ってくるまで続きました。
その後、ロワン・ディシーは何度も閉店と移転を繰り返しながら・・・。
数十年後、バリ島にロワン・ディシーはありました。
そこには、初老の紳士となった伊賀観(舘ひろし)。
伊賀観(舘ひろし)が懐かしそうにロワン・ディシーの写真を見ていると、彼に来客が。
テーブルにご挨拶に行き、その女性客が誰か悟った伊賀観(舘ひろし)。
「小説の取材ですか?」とにこやかに問いかけたのでした。
ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第10話・ネット上の感想
https://twitter.com/heaven_tbs/status/1171424910079475713
https://twitter.com/Abb1976222/status/1171422305999708160
https://twitter.com/fuku_0530/status/1171424051748720640
何十年経ってもこれまでと変わらない距離感#Heavenご苦楽レストラン pic.twitter.com/pGEEOeE6AL
— 桂斗 (@kate01_heisei) September 10, 2019
あれ……?
なんだろう……グダグダ見てきたつもりでいたのに……
なんだか……#あなたの番です の最終回よりすがすがしい気持ちで終わる……#Heaven #Heavenご苦楽レストラン
— よしだ (@44da38) September 10, 2019
https://twitter.com/f_sooochan/status/1171426252508450818
ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第10話 考察・感想
原作ファンの私は実は知っていたのですが・・・。
謎の紳士(舘ひろし)は、年をとった伊賀くんだったのです!
仮名子との出会いでサービスに目覚め、遂にはバリ島でフレンチ・レストランを経営するまでになってしまいました。
伊賀くんは人にサービスするのが好きで、それが天職だと仮名子は恐らくロワン・ディシー始めた頃から気づいていたのでしょう。
仮名子が伊賀くんと初めて出会った時の「あなたは良いサービスマンになる」は、自分の店にスカウトしたいだけで出た言葉と、2年近くロワン・ディシーで働いて経験を積んだ伊賀くんにかけた言葉では重みが違います。
その重みに気づいたからこそ、伊賀くんはサービスマンとして精進することができたのです。
ところで、朝起きて、「ああ、会社に行くの嫌だな」という気持ちになったことは、皆さんもありますよね?
私は、先週知人からそんな愚痴を聞かされたばかり。
そんなときには、仮名子の言葉を思い出すといいかもしれませんよ。
「自分の居場所を自分で居心地悪くしちゃだめ」
レストランの従業員にとってお客様との距離感が大切なように、会社の同僚との距離感も大切。
思い切って川合くんのようにアッケラカンと振る舞ってもいいし、『苦手なことからは逃げたっていい』のです。
自分の居場所を自分で居心地悪くはしていないけれど、それでもどうにもならなかったら、苦手なことからは逃げてしまっていいと思いますよ。
思い切って有給ドカンととってしばらく会社行かないとか。
仮名子が経営者になりたいわけではないのに、オーナーとして頑張る!と思い始めてからずっとモヤモヤしていたように、迷ったら自分の正直な気持ちと向き合い、自分が本当はどうしたいかを考え直してみましょう。
辞表書いてた伊賀くんが、自分がロワン・ディシーのメンバーに必要とされていて、無愛想だと言われていても、自分は人にサービスするのが好きだと気づいたように。
嫌なことがあったら、美味しいものでも食べに行って、気分転換し、自分の本当の気持ちに正直に向き合いましょう!
それでは!
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